読書
昨年は9月からロングラン上映していた映画「福田村事件」を12月にやっと見に行ったのでそのことを書くつもりだったのですが、どうにもだめそうなので下書きに置いていた本の感想を上げていきます。 大晦日から元日にかけて、『金田一京助と日本語の近代』(…
難民関係の本や、インドの関係など、読もうと思っているものは他にもあるのだけど、パレスチナ関係の本を読んだり映画を見たりしている。 本①基本を伝える集中講義のような新書 『世界史の中のパレスチナ問題』(臼杵陽著 講談社現代新書 2013)歴史的な宗教…
calil.jp 『わが町を知ってもらうなら! 北海道の図書館員が薦めるブックガイド』(野口武悟、青木竜馬(監修) 加藤重男(編著) 中西出版 2023) 都内かどこかのジュンク堂の図書館学の棚で見かけて、面白そう!と思ってとりあえず図書館で借りた。中西出版は…
書いてまとめて残してたいことが色々あるのだけど、きちんとブログ記事にするという習慣が身についてないので、順不同で書けたら書く。 少し前に、前々から再読したいと思ってたリン・リードバンクスの「リトルベアー」シリーズを読んだ。1作目の原書1981年…
森見登美彦さんトークイベント 国際子ども図書館の子ども読書の日トークイベント「本との出会い、読書の楽しみ-森見登美彦さんに聞く-」に行った。先に国立西洋美術館の「憧憬の地 ブルターニュ展」に寄って(これはまた別途感想を書きたい)、常設展にも…
『イシ 二つの世界に生きたインディアンの物語』(シオドーラ・クローバー作 中野好夫訳、中村妙子訳 岩波書店 1977)を読んだ。実在のヤヒ族のイシ(1916年没)について、文化人類学者のシオドーラ・クローバーが1960年代に書いた著作の児童書版。 中盤にか…