ガザの住人から寄付を願うリプライを貰う
昨年8月に最後に記事を書いて以来、止まっているななんとかせねばなと思ったまま、2025年に入りもう6月になった。いつも使っているSNSには少し書きづらく感じたので、ここに書く。
昨日SNSで突然、ガザ在住で支援を求めるアカウントからフォローされ、英文のリプライをもらった。初めてのことだった。
With utmost respect, I kindly appeal for support during a challenging time. Even a contribution as small as $1 could help me manage through the day. Please refer to the pinned post for more information.
女性のアイコンと人名で、アカウントを見ると、次々に色々なアカウントに何種類かの文面で寄付を願い出るリプライを送っていた。固定リンクは同名の別のアカウントの引用で、ドネーションサイトへのリンクがあった。
寄付のページには、結婚を機に夫婦で新居のアパートを購入した二人が、ガザ攻撃ののち、職を失い、新居を失い、避難したということが書かれていた。アパートの返済のためと、生活費のために寄付を募っているということだった。主催者は夫婦の夫の名義だった。
SNSに戻って見ると、同じ人物のアイコンで同じ名義のアカウントが多数あって、そのそれぞれが様々なアカウントに寄付を求めている。スパム判定されているアカウントもあった。
なにしろ手法がいわゆるスパムと変わらない。
けれども、好き好んでこんな方法を取っているわけではないだろうということだけは想像できた。ガザは人為的に食料も電気も制限され、産業も開発も封じられた状態で、支援物資は届かず、けれども封鎖の外には食料や物資があり仕事もあり、他に何もできる手段がなかったら可能な限り時間を割いて、自分の持っている端末で外部とやり取りして助けを求めるだろうと思った。
内容の真偽についても私にははっきりとはわからないが、見ていたらLinktreeがあって、その女性のtumblerやFacebook、Instagramのアカウントが見られた。インスタでは数年前までの大学の卒業や、職場の様子が載っていて、寄付の行き先が真実この人なのかは正直言って確認のしようがないけれども、確かに向こう側にこの人の暮らしがあるんだなということを考えてしまった。
Linktree"Farah Social Media" 件のアカウントのLinktree。ちなみに私は支払い方法で躓いて寄付はしていない。
OLIVE JOURNAL市民がつくるパレスチナ情報サイト「私たちができるパレスチナ連帯アクション」 政府等への意見の送付先を改めて探していて見つけた。チェック済みの寄付先についても記載がある。